新潟の特産品として最近有名になったものの1つにサツマイモの「いもジェンヌ」があります。
なんと、糖度40度という、とても甘くてしっとりしたサツマイモ。
いつの間にか、キャラクターもできていました。その名も「いもジェンヌちゃん」だって・・・

私がよく買い物に行くウオロク(注:新潟で有名なスーパー)では、冬の期間に芋ジェンヌの焼き芋が販売されるのですが、すごく甘くて美味しいんです。
これって、ひょっとしたら家でもつくれるんじゃない、ということでつくってみました。
いもジェンヌって?
いもジェンヌを食べると、

って感じること間違いなしです。
サツマイモといもジェンヌ、どう違うのでしょうか?
何か特別な栽培法で糖度が高いのか?
いえいえ、これはしっとりとした食感が特徴の「べにはるか」を新潟の砂丘で栽培してブランド化したのが大当たりしたのです。
新潟市西区の海岸砂丘地帯は、スイカや大根、ねぎなどの生産が盛んな地域です。
しかし耕作されない畑が増えてきたことから、地域の農業後継者グループ「わけしょの会」が新たなさつまいもの栽培に挑戦したところ、しっとり甘くて美味しいさつまいも(紅はるか)が採れることがわかりました。
そこで地元の商工会や新潟大学と連携してプロジェクトを立ち上げ、さつまいもが大好きな女性を思わせる上品で優雅な風味から、このさつまいもを「いもジェンヌ」と名付けました。
「いもジェンヌ」は9月下旬から10月末にかけて収穫され、10月上旬から翌年2月下旬にかけて市場に出回ります。
新潟市ホームページより
甘いので、スイーツにしても砂糖は不要って感じ。
女性や子どもたちに人気で、2015年からいもジェンヌ給食レシピコンテストが開催されています。
入賞したレシピは給食で提供されるということです。
西区では芋ジェンヌを使ったスイーツを販売している飲食店があところが多くあります。
いもジェンヌが育っている新潟の砂丘?
参考URL:アメブロ
海岸線をドライブしていると、あちこちにスイカ畑を見かけるので、砂丘というとスイカってイメージですが、いろんな野菜がつくられているんですね♪
この砂丘地帯も農業の担い手不足から耕作放棄地のところもあるのが残念ですが、いもジェンヌプロジェクトのように、地域と大学とが手を合わせて、ブランド化して盛り上げているって、スゴイな~って思います。
西区の砂丘地は本当にいろんな野菜がつくられていますね~。そして、そのどれもが立派でおいしい。
砂丘っていうと、砂って栄養が少なそう、風も当たるし日照りもありそうというイメージです。
しかし、近年、防風林などが整備され、スイカや葉たばこ、芋類は砂丘で栽培するのに向いている野菜も分かってきたそうです。
芋ジェンヌ オーブンで焼いてみた
新潟みらいさんのサイトを見て、早速、自宅でもおいしい焼き芋をつくってみよう!と、芋ジェンヌ、買いました。
作り方はチョー簡単。
160度に設定したのオーブンで1時間、焼くだけ。
焼くといっても、設定後は入れておくだけですから、ほんと、何もしなくていいです。温度設定をしたら、余熱の段階から入れちゃいます。チンといってからも、しばらく放置しててもOK。
1つのポイントは、いもジェンヌをアルミホイルで一巻きしましょう。これをしないと「しっとり」とした食感じゃなくなります。
できたてはこんな感じ。ちょっとポクポクしている。
半日おいたら、糖分が浸みだしてきて、アルミホイルがべとべとしました。
しっとり度もグーンとアップしています。
冷蔵庫に入れておいて、冷たいのを食べるのも、オツです。
ちなみに、私はコープデリに加入しているのでコープから購入しました。
新潟ならウオロクや原信、マルイ、清水フードなど、どこのスーパーでもいもジェンヌは売っていますよ~。
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