かるた大会の付き添いで天寿園に行ってきました。
天寿園では、広い座敷があるので、年に数回かるたの大会が行われます。
3回目の訪問でしたが、過去2回、お天気に恵まれなくて、ゆっくり庭園の散策ができなかったんですよね~。
今年は暖かかったので、大会の最中、ゆっくりと天寿園の庭や、天寿園から見る鳥屋野潟の景色などを見て回りました。
天寿園の場所は、いくとぴあとビッグスワンの間。
意外と知られていないスポットですが、あの鳥屋野潟エリアの中心にあって、異空間を感じられる場所はなかなかありません。
では一緒にお庭を散歩しましょう。
▼目次
天寿園は
中国から資材を運び、北京市林園局が設計・施工した日本初の池泉回遊式中国山水庭園。風情ある伝統的な純日本庭園も併設され、どちらも人々の目を楽しませてくれます
天寿園 概要
住所:新潟県新潟市中央区清五郎633ー8
開園時間:庭園・休憩所 午前9時から午後5時まで(7・8月は午後9時まで)
休園日:毎月第2・4月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日)
12月29日から翌年1月3日
駐車場:100台(無料)
アクセス
場所はビッグスワンといくとぴあ食花の中間地点で、地理的にはとても恵まれているのに、いつ来てもあまり混んでなくて静かです。
入場無料です。
新潟にいながらにして、本格的中国庭園が見られるなんて素敵なこと。
でも訪れる人の多くが年配者です。
庭園のなかを歩いているだけで日本の静かな空間と、アジア独特の雰囲気を感じることができます。
ビッグスワンやエコスタに行ったときや、お花見の時期に、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
天寿園カフェ
庭園だけじゃなく、天寿園の中には食事をするところもあります。
ランチは850円で、メニューは5~6種類ありました。
ドリンクのみもOKですよ。
営業時間は10時から15時と短いですが、フードコーディネーター監修のランチが人気です。
庭園を歩く
入り口や、庭園のなかに、園内の案内図があります。全体の位置や、自分の位置がわかります。
開園時間は、9時から5時まで。夏場は夜9時まで開園しているんですね(゚∀゚)
夜の庭園、ライトアップされるのかな?
入り口から左手を回ると日本庭園です。この日も庭師さんが手入れをしていました。
春になったので、これから庭の手入れも大変だと思います。
ゆっくり歩いていると、鳥のさえずりが聞こえます。
この一帯だけが隔離されているような感覚になります。
鳥屋野潟が見えます。
向こうに見える茶色の建物は東京学館高校です。「鳥屋野潟周辺で見られる鳥たち」の看板があります。
ここら辺は、時々キジの鳴き声が聞こえます。
あらゆる角度から見て楽しめます。
色使いとか、やっぱり違いますね。
このごつい石のデザインも、中国独特です。
庭園の池には鯉がいます。
小さい生まれたばかりの鯉や、大きな鯉まで。鯉の餌が100円で売っています。右のボックスにお金を入れて、竹の入れ物に入っている餌をとって、池の鯉にえさをやります。
鯉は、えさをあげる人間が近寄ると、人の気配を感じ素早く寄ってきて口をパクパクします。
「天寿園って何もないんでしょ!」って言う人がいます。何を隠そう、私もそう思っていました。
自宅近くなので、正直、「行きたければいつでも行ける」と思っていたのです。
でも、実際にちゃんと歩いて見ると、「日本庭園ってやっぱりいいな」「もっと本格的な中国庭園が見たいな」という気持ちが湧いてきました。
広くて、静寂な空間のなかをゆっくり歩くと、心のリセットができますよ。