緊急事態宣言の解除で、この時期真っ先に「行きたい」と思ったのは北方文化博物館の藤棚のライトアップです。
北方文化博物館は5月17日まで休館で18日から再開しますが、残念なことに藤棚はすでに終わったそう。
清水園は同日の5月18日から、分館は5月19日から再開します。
ホームページには、当然のことながら「マスク着用で」など、三密にならないように注意事項が載っていました。これはどこの施設も同じでしょうね。
北方文化博物館の藤棚ライトアップは2019年5月9日、だんなと突然「行こう」と思い立ち行ったのですが、ただただきれいだったという印象が残っています。
ある意味、幻想的な世界でしたね。
去年、このブログにアップしようと思ったら、いつの間にか夏になっていたという体たらくだったので、1年以上たった本日、やっとこさアップします。
北方文化博物館の駐車場に着いたのは、夕方6時ごろ。
田植えをしたばかりの田んぼの向こう遠くに、角田山に沈む夕陽がすごくきれいでした。
駐車場は平日というのに、金曜日だったせいか、ラジオでの宣伝があったせいか激混みで誘導員さんがいました。
北方文化博物館についたときは、薄明るかったのにあっという間に夜の帳が下がり、辺りは真っ暗に。
藤棚は毎年恒例のイベントで、ライトアップされていました。
この日は月夜で、空気もきれいだったので、より一層きれいに感じたのかもしれません。
ただ、少し閉口したのが、カメラマン(自称?)が多くて、少しでもアングルの中に通行者が入り込もうものなら、「しっ、しっ」という扱いをされてしまったこと。
よっちぃのだんなも、趣味がカメラなので、「気持ちは分かるけど、こんなに大勢いるんだからさ、無理だよね」って言っていました。
藤棚の下にくると、フジの花のいい匂いが香ってきます。
その匂いがきっと来場者の気持ちを和ませてくれるのでしょう。
20時まで開場していましたが、ひっきりなしに人が来るので、今でいう「密です」状態でした。
なんか・・・懐かしい思いに浸ってしまいます。

これはアップで撮ろうとしたのに、ピンボケした1枚です。
お花をきれいに写真に納めるのは難しい。
北方文化博物館のある場所は、江南区の沢海という場所です。
田んぼの中なので、この日は三日月だったのに月の明かりが藤を照らすようでした。
来年は、多少人数制限をしてもいいから、ライトアップの藤棚が見られるといいけど。
むせかえるような藤の香と、新潟の人たちとの交流を楽しんだ2019年5月9日よ。
あと何年たてば、

なんてこと気にせずに、あの日のようにワイワイと楽しめるのだろうか。
1日も早くその日が来るのを願っています。
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