某日午後、友人たちとランチの後、
日和山五号目でお茶をしようということになりました。
ローカル番組で数多く取り上げられているので、
行きたいと思っていらっしゃる方もいると思います。
ブラタモリでタモリさんも訪れたことのある「日和山五合目」は、新潟市の海岸近くにある素敵な空間です。
静かな空間
戸惑ったのは「場所が分からない」こと。
日和山といえば、小学校の海水浴に行った以来です。
マリンピアを目指したのですが、海側からは入れないんですね。
後で知ったのですが、日和山展望台とは結構な距離があります。
ナビで住所を入力して、やっと到着。
友人が前から来たいと思っていたという「Cafe日和山五号目」。
新潟市民なら、日和山というのは、山じゃないということはお分かりのはず。
知らない方は「五号目」となっているし、新潟の中心に小高い山でもあるのかな?なんて思うかもしれません。
この日和山は小高い丘で、標高12.5メートルの位置にこのCafeがあります。
Cafe 日和山五合目
住所:新潟市中央区東堀通十三番町2962-1
営業時間:金・土・日 11時~16時
定休日:月~木
営業は、金曜日から日曜日の昼間5時間だけなので要注意。
たまに臨時休業もあるので、出かける前はホームページでチェックしてくださいね。
店長ブログも要チェック。
駐車場は歩いて1分ほどのところに6台分ありました。
この青いのが目印です。
美味しそうなスイーツやパンがあったのですが、私たちはランチ後に行ったのでコーヒーだけ。
1階で注文し、2階で待っていると頼んだ飲み物(食べ物)も小さいトレーにのせて持ってきてくれます。
2階に行く螺旋階段のところでは靴をぬがなけいけません。
土足厳禁です。
どこかの空間にタイムスリップしたみたい
2階のカフェは、大きなテーブルが真ん中にあって10人入ればいっぱい、という感じ。
周りには本棚があり、新潟の歴史や文化関連の本がぎっしり。
↑ 1階の暖炉。暖かいです。煙突が屋根から出ています。
私たちが行ったときは先客が2組、午後のひととときを過ごしていました。
なんていうか、昭和の香りというか大正ロマンというか、懐かしさを感じる場所です。
友人から、「カフェ」と聞いただけで普通の喫茶店をイメージしていたので、最初は戸惑いました。
でも、内装も洒落ていて、置いてある雑貨を見ているだけで、ウキウキします。
部屋の片隅にあったテトラポットのぬいぐるみ。
日和山という場所柄、パッとみて分かるのですが、違うところで見かけたら分からないかも。
住吉神社があるよ
丘の上の住吉神社に上る階段の脇に「新潟港水先案内水戸教発祥地」と書かれた木製の標柱あります。
日和山五合目の辺りに、水戸教公園という小さな公園があります。
そこは、昔、新潟港に船が出入りするときに、小高い丘から船を誘導していたことがあり、それを記念してつくられた公園なんですよね。
“水戸教”と聞くと何やら宗教?って思いますが、新潟港の水先案内や海難救助をする事業のことです。
水戸教公園は駐車場もなく、ひっそりとしていますが、レトロな遊具があり、当時がしのばれる公園です。
※水戸教公園の写真(2011年撮影)
江戸時代から昭和のはじめまで、新潟港の水先案内をしていた水戸教は、やぐらに上って港に入ってくる沖合の船を確認していました。
このやぐらは、公園を利用する皆さんに現在の新潟港を眺望しながら、水戸教の仕事を体感してもらうことができるように建てました
と書いてあります。
今もこの看板あるのかな?
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